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京写、プリント基板製造時に銅を回収販売 データセンター需要で⾼騰

プリント基板製造の京写は2026年内にも、⾃社⼯場で排出される銅を回収して販売する事業を始める。⾦属材料の買い取り業者などに売り込む。
⼈⼯知能(AI)インフラを⽀える素材として銅の価格が急騰するなか、事業化を決めた。
⽉4万平⽅メートルのプリント配線基板を製造するベトナム⼯場で始める。
このほど現地政府に認可を申請した。主⼒の⽣産拠点がある⽇本や中国でも同様の事業を検討する。
プリント配線基板は表⾯を薬品で溶かして回路を形成する。製造⼯程で排出される銅を含む廃液を⼯場内で回収し、電気分解で銅を抽出する。ベトナム⼯場では⽉に約85トンの廃液が出ており、このうち約7トンの銅をリサイクルできる⾒込み。
京写は29年3⽉期までの3年間で、⼯場の⾃動化や廃液リサイクル設備の導⼊などに20億円を投資して銅回収事業の基盤を整える。
これまで銅を含む廃液は処理をせずに専⽤の回収事業者などに販売していた。廃液の買い取り価格は銅の市場価格と⽐べて3〜7割安く採算が低かった。⾃社で銅の抽出まで⼿がけることで、販売価格を⾼める狙いがある。
銅の⾼騰が事業化を後押しした。JX⾦属によると、国内取引の⽬安となる銅建値は7⽉平均で前年同⽉⽐5割⾼い⽔準だった。世界的にデータセンターへの投資が拡⼤し、銅電線の需要が⾼まっている。
銅の再資源化はメイコーも取り組んでおり、電⼦基板業界で広がりつつある。京写の児嶋⼀登社⻑は「サステナビリティー(持続可能性)の観点からも、⾦属材料のリサイクルを進めていきたい」と話す。
 
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF234Q80T20C26A7000000/

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