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2023年8月18日
欧州
EUが「サステナブルな製品を当たり前にする」新規制へ

欧州議会の環境委員会は6月15日、製品のエコデザイン(環境配慮設計)規制の改正案を採択した。製品の修理やリサイクル、アップグレードを容易にすることで製品寿命の長期化を図るほか、売れ残った繊維製品・電化製品の廃棄禁止も盛り込む。新ルールでは、優先的に適用する領域に鉄鋼、繊維(特に衣料品や靴)、家具、タイヤ、化学製品を挙げる。欧州では今後、循環型経済に向けた枠組みの整備がさらに加速しそうだ。

EUでは2009年から、冷暖房機器や冷蔵庫など、エネルギー消費の大きい製品群を対象に、環境配慮設計(エコデザイン)を義務付けてきた。

欧州議会の環境・公衆衛生・食品安全委員会(ENVI)は、エネルギー関連に限らず、より幅広い製品を対象とする、新たなエコデザインの規制案を賛成多数で採択した。賛成68票に対し、反対12票、棄権8票だった。

今後、2023年7月の欧州議会本会議で採択した後、最終的な法制化に向けてEU各国政府との調整に入る。

新たなルールは、食品、飼料、医薬品などを除くEU域内市場のほぼすべての製品に適用される。

欧州議会議員のアレッサンドラ・モレッティ氏(イタリア民主党)は、「私たちの地球や健康、そして経済に大きな害をもたらしてきた、『取って、作って、捨てる』モデルが終焉する時が来た」とのコメントを発表した。

■製品寿命の長期化と消費者への情報提供が必要に

■売れ残り商品は廃棄禁止に

■鉄鋼、アルミニウムなどを優先適用へ

 

URL:  https://www.alterna.co.jp/86131/