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2021年2月22日
アジア・オセアニア
非鉄製錬8社の4~12月期、金属価格上昇などで5社が最終増益。通期は6社が増益予想
  1. 非鉄製錬大手8社の20年4~12月期連結決算が出そろった。銅や貴金属などの金属価格が上昇したことに加え、自動車関連需要の回復や電子関連需要の増加などから8社中5社が最終増益(黒字転換含む)となった。
  2. 4~12月期の最終損益は、三菱マテリアルは自動車分野における高機能製品や加工事業の減販などがあったが、銅および貴金属価格の上昇、投資有価証券売却益などから増益。
  3. 三井金属はキャリア付極薄銅箔の増販や在庫要因の好転、自動車部品事業のコストダウンなどから増益。
  4. JX金属は機能材料・薄膜材料の増販や銅価格の上昇があったが、チリのカセロネス銅鉱山の減損損失や減産などから減益。
  5. 最終損益の通期予想は、三菱マテリアルは主要製品の販売回復や金属価格の上昇などから前回予想比100億円の上方修正。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/6430ccdf4bbaf8b1b1a5b053adcc54d99167763b